FreeStyleラインセット
ラインの描画に関する設定。
複数のセットを作成して、スタイルの違う線を組み合わせることが可能。
選択条件
表示/非表示
可視と不可視のラインを表示するかどうか
可視:見えているラインだけレンダリング
不可視:隠れているラインをレンダリング
QI範囲:範囲内の数のサーフェスによって隠されたラインをレンダリング
エッジタイプ
形状からラインを選択する
条件該当(Inclusive):条件を満たすエッジを選択
排他(Exclusive):条件を満たさないエッジを選択
論理和(OR):少なくとも1つ満たすエッジを選択
論理積(AND):すべての条件を満たすエッジを選択
面マーク(Face Marks)
指定した面マークをもとに描画する
編集モードから、
条件該当(Inclusive):面マークの条件を満たす辺を描画
排他(Exclusive):面マークの条件を満たさない辺を描画
一面(One Face):隣接する面の一方がマークされている辺を描画
両面(Both Faces):隣接する面の両方がマークされている辺を描画
グループ(Group)
指定したグループ単位で、ラインを描画するかどうか選択できる。
グループ: オブジェクトのグループを選択
条件該当(Inclusive):ラインセットにこのグループを含める。
排他(Exclusive):ラインセットにこのグループを除外。
画像境界(Image Border)
デフォルトで有効になっている。
画像境界内の形状のみを計算するのでメモリの節約になる、らしい。
辺マーク(Edge Marks)
指定した辺のラインを描画する
編集モードから、表示したい辺を選択
FreeStyleラインスタイル
線の色やスタイルに関する設定。
スタイルは複数作成することができる。
ストローク:ストロークの間隔の設定。破線にしたり。
カラー:色の設定。
アルファ:線の透明度の設定。
厚さ:カメラとの距離に応じて線幅を変化。
ジオメトリ:線の描画効果。ブレさせたり、スケッチ風にしたり。
テクスチャ:ラインにテクスチャを使用。
重なったオブジェクトの境界のライン
オブジェクト同士が重なった箇所のラインは描画されない。
[打開案1] ポストプロセッシング
「辺」(Edge)にチェック
しきい値が高いほど、検出精度が高くなる。
が、オブジェクトの余計な線まで描画されることがある。
また、検出される線が細すぎる。
[打開案2] ブーリアン
重なるメッシュのどちらかを別オブジェクトにして、ブーリアン。
複雑なシーンだと面倒…。
[打開案3] 手動
諦めて手で描く。
参考サイト
- 扉の先の無限の世界 トゥーンレンダリング http://silverspirecg.blog119.fc2.com/blog-entry-34.html
- Blenderドキュメント ラインセット http://wiki.blender.org/index.php/Doc:JA/2.6/Manual/Render/Freestyle/Parameter_Editor/Line_Set