00『ラティス(Lattice)』を使うと、様々なオブジェクトを変形させることができる。
ラティスは格子状になっており、それに囲まれたオブジェクトに影響する。
Metasequoiaの『格子変形』に相当する。


ラティスの作成

変形させたいオブジェクトを用意したら、「オブジェクトモード」
[ツール]シェルフ > 作成 > その他 の項目から [ラティス] ボタンを押す。

01

正方形の枠が作成される。(スザンヌに埋もれているオレンジの枠がラティス)

「オブジェクトモード」にて、変形するメッシュに合わせて、位置やサイズを調整する。

02

ラティスのサイズ調整は必ず「オブジェクトモード」で行うこと。
「編集モード」で行うと、後ほどラティスを指定するオブジェクトに変形が影響してしまう。


プロパティ > オブジェクトデータ > ラティス から詳細な設定が行える。

03

U(X方向)、V(Y方向)、W(Z方向)の項目で、格子の分割数を増やせる。
外側 にチェックをつけると、外側の格子のみが表示され、内側は非表示になる。


ラティスモディファイアの追加

変形したいオブジェクトに「ラティスモディファイア」を追加する。
プロパティ > モディファイア > ラティス

04

1つのラティスで複数オブジェクトの同時変形も可能。
変形させたい各オブジェクトに「ラティスモディファイア」をを追加する。


ラティスモディファイアの設定を行う。

05

[オブジェクト] 欄にて 変形を操作する Lattice(ラティス)を選択
[頂点グループ] では、変形の影響する頂点の範囲を指定できる。

オブジェクトの変形

ラティスオブジェクトを「編集モード」に切り替えて、各頂点を移動させる。

06

頂点の移動に応じてオブジェクトが変形する。

変形が終わったら、変形させたオブジェクト(スザンヌ)に追加した
「ラティスモディファイア」の[適用]ボタンを押すと、変形が確定する。



参考リンク